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週刊ストアジャパン
No.1388-2026/11/09
今週の表紙
静鉄ストアは11月2日、東京都内で記者発表会を開き、サッカー日本代表元監督のフィリップ・トルシエ氏を「フランスワインアンバサダー」に迎えたと発表した。トルシエ氏が手がけるボルドー・サンテミリオン産の赤ワイン「FLAT3 by KANTOKU 2023」を日本で独占輸入し、これを入口にフランスワインの魅力を静岡から全国へ発信する。
同社は静岡県内でスーパー「しずてつストア」を展開するが、近年は店舗の枠を超え、他県への販売、輸出入を軸に事業を広げている。「静岡の食を、県外の売場へ」を掲げて東京・横浜のマルイなどで静岡の食品を販売し、渋谷サクラステージのレモンジャムカフェでは7月発売のジャムが2か月で2万個売れた。海外にも「静岡・日本の商品を海外へ」と、アメリカ、ドイツ、フランス、クロアチア、タイなどへ自社商品を輸出しており、富士かぐや蒸溜所と手がけた国産シングルモルトウイスキー「富士 輝夜」は主に海外で販売し、人気を集めている。
一方で「世界の食品を地域へ」として輸入も強化し、ベトナムを製造拠点に、ビールやグラノーラ、ピザの原料から製造工程、包装までを自社で設計する製造小売(SPA)方式で開発・輸入し、店舗で販売している。そして森下登志美社長自ら台湾、シンガポール、アメリカ、欧州で販路開拓に動き、ワインでもワイナリーを訪ねて生産者と直接つながる調達を進めてきた。
ワイン強化の背景には国内ワイン市場の伸び悩みがある。日本の1人当たり消費量は約3Lで、フランスやイタリアの40L弱、アメリカの11L程度を大きく下回る。同社は店頭でのワインイベントや現地生産者との直接商談を重ねており、今回の起用で取り組みを全国に広げ、需要の掘り起こしにつなげる考えだ。
FLAT3はメルロ主体で、年間生産は約8,000本。価格は3,333円(税込3,666円)。トルシエ氏はサッカー選手に例えると「現代的な左ウイングバック」で 、日本代表の中村敬斗選手や堂安律選手、伊東純也選手のようなワインだと説明し、日本とフランスの文化の架け橋になりたいと意気込みを語った。会場に駆けつけた元日本代表主将の森岡隆三氏も「飲みやすい」と評価した。森下社長は「トルシエ氏とフランスワインを全国へ」を合言葉に訴求していく。
専門店品質の魚とデリカで地域の食を支える
マルエツ 新糀谷店
増収増益は17社中4社と苦戦。増収12社、営業増益は5社
既存店売上は14社中9社がプラス。トップはサンエーの5.7%増
U.S.M.H 2030年までに100店閉鎖
ファミリーマート
第2四半期決算、45周年企画を強化するも既存店客数前年に届かず
セブン、ファミマ客数増対策が焦眉の急、ローソン気を吐く
5連休と秋物需要がSCを押し上げる
長雨で来店鈍化、単価上昇が売上を下支え
サラダ、炒め物、煮物、スープ、ピクルスなど楽しみ方さまざま
減税まで5カ月、売場の「なぜ?」