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週刊ストアジャパン
No.1370-2026/06/29
今週の表紙
SMがない体験型新モデルSC
イオンモールは6月26日、東京都八王子市に複合商業施設「イオン八王子滝山」をグランドオープンした。開業に先立ち、6月19日に報道関係者向け内覧会を開催した。
同施設は、イオンネクストの最先端物流拠点である顧客フルフィルメントセンター(CFC)と商業棟で構成される新業態のアウトモール型SC。イオンシネマを含む21の専門店を集積し、年間来館者数約200万人を目標に掲げる。一般的なイオンモールで中核となるスーパーや生鮮食品売場を設けないのは初で、ネットスーパーを軸に据えた新たな商業モデルを打ち出している。
施設コンセプトは「豊かな時間を体現し、共感した人が集い賑わう場」。アウトモール型の特性を活かし、ボルダリングやゴルフ試打など体験型テナントを導入したほか、South棟1階には約560㎡の芝生広場「noNIWA」を整備した。キッチンカーの出店や各種イベントを通じて地域交流の場を創出し、従来の買い物中心の商業施設とは異なる滞在型施設を目指す。
その象徴的な施設の一つが、ネット専用スーパー「Green Beans(グリーンビーンズ)」の世界観を体験できる「Green Beans Park(グリーンビーンズパーク)」。買い物をテーマにしたミッション型コンテンツやAIを活用したフォト体験、物流現場のピッキング作業を模したゲームなどを通じて、ネットスーパーの仕組みや利便性を楽しみながら学ぶことができる。
また、CFCで稼働するロボットの映像を紹介するシアタールームや模型展示も設置。秋頃にはグリーンビーンズで注文した商品の受取スポットも開設予定で、配送に加えた新たな受取手段を提供する。ほかにも地域との交流スペース、屋上バーベキュー場もあり、吉本直紀ゼネラルマネージャーは「地元との連携を重要視し、店舗前にある道の駅滝山で食品を買ってバーベキューをしたり、交流スペースで大学生が発表する場などを提供して、八王子の新しい拠点となれるようにしていく」と思いを込めていた。
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