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週刊ストアジャパン
No.1314-2025/04/28
今週の表紙
売上高2.3兆円のドラッグストア誕生へ。アジアNo.1を目指す
4月11日ツルハホールディングス(HD)を株式交換の親会社とし、ウエルシアHDを株式交換完全子会社とする契約が締結された。この締結により、売上高2兆3,000億円、店舗数5,600店のイオングループの巨大ドラッグストアが25年12月に誕生する。「利用顧客に心から満足してもらえる、また、地域の健康を支えるライフラインとしてのドラッグストア連合体を目指す」と鶴羽順ツルハHD社長は決意を語っている。
近年目まぐるしく変化する環境に迅速に対応し、持続的な成長と企業価値の向上を図るには、経営基盤の強化と積極的な投資が不可欠になる。ツルハとウエルシアのリソースを融合することで、より強固な体制を築き、相互補完することで、様々な課題の解決策を見出すことが可能になる。
ツルハとウエルシアが良きパートナーとなることで、最強のドラッグストアチェーンとなると再認識するとともに、イオンが有する食品などの知見や物流インフラをはじめとする資源及びスケールメリットを最大限に活かすことによって、日本一のドラッグストアからアジアNo.1のドラッグストアへと成長していく。
イオン、ウエルシア、ツルハの3社は力を合わせて、地域で暮らすお客に寄り添い、安心して暮らせるように、支え続けていく。
近年のドラッグストアを取巻く環境は大きく変化、従来のドラッグストアの枠を超えた売場やサービスを目にする機会が増えている。また、小売業界全体のサイズアップが進みだしており、1兆円の売上規模では、大企業と言われない時代が早晩やってくる。今後持続的に成長し、経営基盤を高めていくには、規模をさらに大きくしながら、時代に合った新たなサービスや事業を創出することが不可欠になっている。
今後は単独企業ではなし得なかった新たな価値をつくり出すことで、名実ともに業界のリーディングカンパニーになるように努めていく。
生鮮・惣菜一体型レイアウトで出来立て感、シズル感を訴求
いなげや 川崎中野島店
買物不便地域に小型店。ローズコーポレーションの工場を併設
カスミ 阿見よしわら店
深謀遠慮、イオン主導の再編が進むドラッグストア業界
セブン&アイ・ホールディングス
海外コンビニが苦戦、営業利益21.2%減、構造改革等に特損約2,200億円計上
CGCグループ
合同商談会開催。中食差別化へ新惣菜ブランド“よりそうデリ”登場
― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫
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