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週刊ストアジャパン
No.1374-2026/07/27
今週の表紙
「出漁しているかどうかは、朝9時の電話で分かるんです」と前田店長
(大阪府阪南市のオークワ「わくわくシティ尾崎店」で)
大阪と和歌山をつなぐ南海電鉄のなんば駅から、海沿いを南下、関空よりさらに南にある大阪府阪南市の尾崎駅には特急で37分。大阪府最南部で、古くから大阪のベッドタウンとして発展してきたところだ。駅前から6~7分にあるオークワの「わくわくシティ尾崎店」。前面が広場のような駐輪スペースになっており、40年の歴史を感じさせないモダンな造りだ。
節目ごとに何度かの改装があったが、7月16日オープンの改装では、海に近い土地柄を生かした鮮魚対面売場に大きな変化があった。半世紀を経た館内にも新時代のGMS店舗にふさわしい設備が導入された。
◇…尾崎店の歴史は1974年、南海尾崎駅前の「尾崎店」がスタートだ。86年に現在地へ移転してちょうど40年。大改装は2003年以来、23年ぶりとなる。
◇…目玉の鮮魚対面売場には、深日(ふけ)・尾崎漁港で朝獲れた魚が、午後のセリを経て、その日の夕方に並ぶ。「出漁したかどうかは、毎朝9時ごろの電話で分かるんです」と前田知昭店長。天候次第、漁模様次第の売場はその日にならないと決まらない。今の旬はハモ。関西の夏には欠かせない逸品だ。
◇…60歳を超えるシニア層を大切にしつつ、子育て世代をターゲットにする。授乳室と休憩スペースを新設し、これまでの設備になかったベビーカーを押したまま入れる「自動ドア」に改善した。駅前に保育所が並ぶ地域への、40年目の答えである。
◇…泉州・和歌山の地場産品を広げ、精肉は冷蔵平台の大容量パックを拡充。元来強い惣菜に、ベーカリー、冷凍食品も充実させた。非食品の見直しやエアコンの刷新までを含め、総額10億円。気合の入ったGMSの大改装である。
*後日、「わくわくシティ尾崎店」の改装店レポートを掲載予定
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