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週刊ストアジャパン

No.1365-2026/05/25

今週の表紙

チェーンストア協会、イトーヨーカ堂山本哲也取締役が新会長に就任

尾崎英雄前会長は副会長に



次の時代にふさわしい流通の姿を


  日本チェーンストア協会は5月15日、令和8年度通常総会を開催し、山本哲也氏を新会長に正式選任した。前会長の尾崎英雄氏は2年間の任期満了に伴い退任し、副会長に就任した。山本新会長は2022年にイトーヨーカ堂取締役に就任し、2026年からは同社取締役兼ヨークホールディングス執行役員副社長を務めている。近年は協会副会長としても活動してきた。


  総会後の記者会見で山本会長は、「我が国の流通業界を取り巻く環境は極めて大きな変化と不確実性の中にある」と述べ、中東情勢の緊迫化によるエネルギー価格や原材料コスト上昇が、調達や物流コストを通じてチェーンストア経営に大きな影響を与えていると指摘した。


  また、物価高騰については「生活必需品を取り扱う我々にとって価格の上昇はそのまま消費者の生活負担の増大につながる」とし、価格転嫁と生活防衛の狭間で難しい経営判断を迫られている現状に言及。さらに食料品の消費税0%を巡る議論については、「多くの国民が物価高対策や可処分所得の向上の点から強く期待している」と述べ、建設的な議論の進展に期待感を示した。


  加えて、人手不足や物流の2024年問題にも触れ、「省人化、省力化の推進、デジタル技術の活用」が不可欠と強調。メーカー、卸、小売が連携した持続可能な物流体制の構築を進める考えを示した。


  その上で、「私たちは社会における生活インフラとして商品を必要な時に適正な価格で安定的に提供するという使命を担っております」と述べ、今後は持続可能なサプライチェーン構築やDX推進、人材育成などを軸に、業界全体の発展と社会への貢献を目指す考えを示した。


  そして最後に「我々は単に商品を販売するという存在ではなく、国民生活を支える重要な社会基盤の一翼を担っております。その自覚をもって変化に柔軟に対応しながら、次の時代にふさわしい流通の姿を作り上げていく所存です」と思いを込めた。


今週の目次





SJW新店・改装店レポート

ドンキのヤング対応MD力とユニーの生鮮調達力を掛け合わせた新業態
 ロビン・フッド 甚目寺店
「新しもの好き」浪速っ子の心を捉える「フードスタイル」1号店探訪
 フードスタイルあびこ駅前店/イオンタウンあびこ駅前


流通羅針盤

長時間労働規制でモノが運べなくなる危機 物流抜本改革不可避


今週の業界トピックス

ブルーゾーンHD
 前期決算、営業収益8,000億円超、営業利益は364億円
イオン
 トップバリュの約3500品目価格凍結宣言
ローソン
 食品ロスを削減するアプリ2方式の実験開始


SJW トップインタビュー

人材の確保、育成、教育で大量出店の基盤づくり進める
 マミーマートホールディングス代表取締役社長 岩崎 裕文 氏(上)


食品マーケティング|春夏新商品レポート 昭和産業

「俺が好きなうすーくてちーちゃいやつ。ホットケーキミックス」
 堂本剛がプロデュース。おつまみとしての利用が評判に
RDS-POSにみる小麦粉関連商品のカテゴリー別販売状況


大塚食品|ビタミン炭酸飲料「マッチ」30周年

「マッチ」、“青春体験”を軸に高校生との接点強化
下味冷凍調味料「メインディップ」も本格育成へ


食品マーケティング|東洋水産21

北中米の人気フレーバーを日本向けにアレンジ
サッカー観戦のお供に、「カチメン」シリーズを発売


この食材 きほんの基本(74)|にんじん

最も多く流通しているのは「西洋種」の中の「五寸にんじん」


今週の大店立地法公示速報


交差点

クロードに課金してみました。




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