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週刊ストアジャパン

No.1356-2026/03/09

今週の表紙

「個食」のニーズを捉え、食卓に彩りを

ベイシアが挑む新業態「オトナリマート」1号店がオープン

(群馬県伊勢崎市にて)


  ベイシアが、新たな成長エンジンとして小型フォーマット「オトナリマート」の展開を本格化させる。オトナリマートはこれまでベイシアマート4店舗を業態転換し、実験展開していたが、2月25日に群馬県伊勢崎市下道寺町510‐5に純粋な新店で1号店として位置付けるオトナリマート伊勢崎下道寺店をオープン。27年度内に東京23区内に5~10店舗の出店、将来的には300店舗体制を目指すという計画だ。


コンセプトは「ひとりひとりの食事シーンを豊かに」


  都市部での単身世帯増加やライフスタイルの変化を受け、同店が掲げるコンセプトは「ひとりひとりの食事シーンを豊かに」することだ。単なるミニスーパーの枠を超え、「ファストフード×ライフスタイル型ストア」という独自の立ち位置を定義。店内調理の惣菜など、即食・簡便性の高いオリジナル商品を核に据えている。


  特に、注文を受けてから調理するバイオーダー形式の“ファストフード”は、既存の実験店では設置していない差別化要因で、小腹を満たす手軽さと、本格的な食体験を両立させることを目指す。


  今回の戦略について、執行役員出店戦略本部の田中秀一本部長は「人口減少、建築費の高騰といった環境下で、店舗網を広げるには小型店の展開が不可欠。ただし、単に規模を縮小するのではなく、ひとりひとりの食シーンにフォーカスし、価値を提供できる店舗を目指す」とコメント。


  出店戦略においては、他業態の「お隣(オトナリ)」に位置することで相乗効果を狙うなど、利便性の最大化を図る。コンビニや小型スーパーがしのぎを削る都心部で、ベイシアが「食の豊かさ」を武器にどう勢力を拡大していくのか。オトナリマートの挑戦は、同社の次代を担う重要な試金石となる。(新店レポートは後日掲載)


今週の目次





SJW改装店レポート

惣菜、冷食を大幅拡大し駅前需要に応える。生鮮は鮮魚を特に強化
 東武ストア 朝霞店


チェーンストア・コンビニの1月度販売概況

初売り堅調でGMS、SM共に好調
気温低下の影響で冬物商材も堅調に推移


今週の業界トピックス

イオントップバリュ
 トップバリュ25年度売上高1.2兆円突破 中計目標達成
ローソン
 “災害支援ローソン”1号店を千葉県富津市にオープン
ファミリーマート
 他社よりいち早く、メディアコマース戦略を本格化


メーカー トピックス

昭和産業 ボーソー油脂船橋工場 こめ油精製設備・充填倉庫を新設


企業動向

ニップン、2026年春夏新商品を発表、全37品を全国で発売(下)
焼いた次の日もおいしいパンが作れる強力小麦粉を開発


食品マーケティング|日清製粉ウェルナ

日清製粉ウェルナ、2026年春新製品60品発売(上)
『青の洞窟』をリブランディング、サステナブルな付加価値化へ


この食材 きほんの基本(72)|醤油

その「色・味・香り」、日本料理に欠かせない重要な調味料だ


今週の大店立地法公示速報


交差点

「イライラ感」どうやってほぐす?




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