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週刊ストアジャパン

No.912-2016/12/12

今週の表紙

「これが、日本なのか!」―クールジャパンが一堂に(三越伊勢丹/マレーシア)

  訪日外国人観光客が、2,000万人の大台を超えた今年。海外でも、日本の魅力を現地の人たちに直接伝える動きがあった。10月27日、マレーシアの首都・クアラルンプールの中心部で、三越伊勢丹ホールディングスとクールジャパン機構の合弁会社が「ISETAN The Japan Store Kuala Lumpur」をオープン、本物の日本の魅力を伝えている。


「ジャパンストア」の可能性


  この店舗は、1990年にオープンした「クアラルンプール伊勢丹LOT10店」を全面改装したものだ。地下1階から地上4階部分までが先行オープン。工事中の5階レストランゾーンを含めると、全館11,000㎡の「本物の日本」を伝えるスペシャリティストアになる。


  地下1階(LGF)は食品フロアだ。冷陳ケースに野菜や肉、魚が並べられている。普通のスーパーのようでもあるが、デパ地下の要素の方が濃い。素材の向かいにはカウンター席が並んでいる。お目当ての新鮮な素材を手にしたお客は、目の前のイートイン席で調理してもらう算段だ。


  昼食時や、夕方以降は人で埋まる。家族連れやカップルなど、客層は様々だ。円形の寿司カウンターもあって、「お次は、何を…」という職人の声が聞こえてきそうな本格的なしつらえだ。手打ちそば・うどんも人気がある。スイーツでは、海外で人気が高い抹茶味を提供している。


  この「イートイン・デパ地下」の奥には、日本酒やウィスキー、クラフトビールが並べられたコーナーがあり、日本中から集められたこだわりの食品も揃っている。これらをツマミに「ちょっと一杯」の席も用意されている。


  1階から上は有名デザイナーの気合いがこもった「本格的なジャパニーズ・ショップ」だ。階ごとに目を見張る「日本らしい世界感」が詰まっている。これだけの商品を、どう販売していくのか? 先頭に立つのは、アメリカ仕込みの本格的なおもてなし教育を受けた6人の日本人「チームなでしこ」のメンバーだ。


今週の目次





今週の業界トピックス

イオン系 仏高品質冷凍食品「ピカール」1号店オープン
サンユーストア 東北大震災後の県産品消費拡大に貢献
雪印メグミルク 環境マネジメントシステムを全社取得
明治 「明治プロビオヨーグルトR‐1」に風邪ウイルスの免疫強化作用


今週の開店情報


SJ中間決算レポート(SM篇)2017年3月期

7社計で増収減益。荒利低下し、人件費増える
 サミットは客数が伸び、既存店売上が3.4%増と好調


SJ新店レポート

宇都宮市内の中心、住宅・ビジネス立地で惣菜、青果が牽引
 ヨークベニマル 戸祭店
33年間営業の店舗をS&B。生鮮、惣菜を拡大し、計画比を上回る滑り出し
 マルエツ 南行徳店
パンの新什器で島を形成しクロワッサンやデニッシュ売り込む
 成城石井 セレオ国分寺店


世界が感動する日本のおもてなしの歴史的変遷と実際・22

― OMOTENASHIが日本の代名詞に ― 小澤 信夫


食品マーケティング

プレミアム系が増える液状ドレッシング
 *ピエトロ、キユーピーに見る近況
 *ピエトロは新たに冷食業界へ参入を発表(村田邦彦社長)
鍋物調味料シーズンイン、1人前キューブが大型パックに対抗
 (味の素・鍋キューブ、エバラ食品・プチッと鍋)


今週の大店立地法公示速報


交差点

付け焼刃のシニア頼み




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