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週刊ストアジャパン

No.583−2/8

今週の表紙



ヤオコー、都市型新フォーマット実験店舗を開店(新MDのデイリーセレクションコーナー)

  首都圏で500店1兆円の大目標を掲げるヤオコーは、このほど人口が多く地価の高い首都圏内部で生き残れる新店舗フォーマットの実験店として所沢美原店を開店した。従来より小型にし、坪効率を飛躍的に上げる一方でロジスティクスの構築などで経費率を下げることにより業態の確立を目指す。今回の新店では特にMD面で改革に取り組み随所に新MDを展開している。

ヤオコー、新店舗フォーマットの狙い


  ヤオコーが今回、所沢美原店で実験に取り組む「新店舗フォーマット」は、坪効率を一気に1.5倍増加させようという同社にとっての次世代型店舗。その狙いは、「一つは首都圏に標準化された店を500店つくり1兆円にするというビジョンの達成のため。二つ目は少子高齢化で人口は10%減り、パイは8割になる時、5割くらいしか企業は生き残れない。そこでも生き残れる店にすること。三つ目は世代交代を睨み、次の世代に向けて基礎をより強固なものにすること」(川野清己社長)。


  ヤオコーは20期連続で増収増益を続ける優良スーパーマーケット企業。それでも数年先を見たらどうなるか分からないのが現実。企業の成長持続性、少子高齢化による競争激化を考えたら、生産性を上げてより強い企業体質に改革しなければならない。そうした危機感が今回の実験の背景にある。具体的な取り組み事例は本誌の新店レポートで紹介しているが、同社の「豊かで楽しい食生活提案型スーパーマーケット」というコンセプトをいかに全従業員に浸透させていくかも課題。「難しいのは像として、形として分かってもらうこと。分からないとコンセプトが実現できない」(川野社長)。


  そのイメージを分かり易くするために同社では2年ほど前から店長塾を始めている。OJTとOFFJTで「なぜ、こうした売場、品揃えになっているかを店長に叩き込む。この1年で店長たちに商品は育てないと売れないということの理解が進んだ」と塾長を務める小澤三夫販売部担当部長は話す。この塾から全店で取り組む「チャレンジ企画」が始まっている。最近では釜ゆでズワイガニに取り組み年末には9倍も販売した。量目に変化をつけて用途を拡大したことが大きいというが店長の商品に対する理解が進んだこともその背景にあるようだ。


今週の目次




SJトップインタビュー

将来に向けての基盤整備を進め、基幹システムを再構築
 ライフコーポレーション取締役副社長・管理統括本部長兼人事本部長 下吉 博孝 氏


SJ新店レポート

食品をフルラインで提供する小型の路面店
 成城石井柿の木坂店
ワンプライス・ワンゴンドラの分かりやすいエンドを展開
 ベイシアスーパーセンター東金店
人口密集立地・高効率型の新店フォーマットの実験店
 ヤオコー所沢美原店


MDフラッシュ

西友、最高経営責任者に野田亨氏


今週の開店情報一覧


カスタマー ディライト・3 小澤信夫

サービスのゴールデンルール「黄金律」


チェーンストア・コンビニ12月度販売概況

気温低下で衣料品、住関連品に動き、年末商戦前年並み
 イオンの既存店101.4%、5日間値下げが奏功


ハマさんのコーヒーブレーク・71 コラムニスト 浜本經道

経済成長の終焉


商品の動向と戦略 新・大塚食品スタート

硬さ・味に違和感のない「ご飯」 満腹感でカロリーコントロール


企業動向

日本製粉、春季新商品で販促策合わせ発表会開催(上)


食品マーケティング

冷食、お弁当のおかず〜卓上用と両立の推進
 より手作り感の強化でプロの味を訴求
 ※テーブルマーク初のブランド登場
 ※ニチレイ・お弁当にGood!強化
 ※味の素冷食・餃子の第二弾
 ※日東ベスト・惣菜へ特徴訴求
 ※日清冷凍食品・まぜそばなど7品の麺


清水信次の「やれば、できるんだ」我が流通人生の軌跡・18

 スーパーを目指すきっかけになったこと


食材ノートコラム・32 ミズナ


今週の大店立地法公示速報


交差点

「ヒョーバン消費」の時代




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