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週刊ストアジャパン

No.1005-2018/11/19

今週の表紙

ネットで予約、ドライブスルーで好きな時間に受け取り

(三重県・津市 イオンスタイル津南)

「デジタルとリアルの「融合実験場」


  「ネットで注文した生鮮食品などが、ドライブスルーで受け取れる」というイオン初の試みが三重県津市に11月9日オープンしたイオンモール津南(つ・みなみ)の核店舗・イオンスタイル津南で始まった。何でもネットで注文できるのはいいが、「どうやって商品を受け取るのか?」は、個々の事情が絡まっている。自宅に届けてくれるが、その時間帯に合わせて自宅に居ないといけない。それを解決する手段が「ドライブスルー」だった。


  サービスカウンターは、店舗の中側にあるのが普通だが、ここは扉を開けると、外側の通路に面している。誘導路に沿って車で乗り付けた人が、インターフォンで「番号と名前」を告げる。中から係員がインターネットで注文した生鮮食品、お米などの重い物、トイレットペーパーのようにかさの張るものを次々と運び入れてくれる。


  指定した時間に商品を届けてもらえるのが、ネットスーパーの最大のメリットだが、自宅で商品を待つのも大変。「子どもを迎える行き帰りに、会社の勤め帰りに商品を受け取りたい」という潜在ニーズは強かった。


  ドライブスルーをここで初めて導入したのは、共働きの世代が多く、車での通退勤が大半を占めている地域事情があったからだ。サービスカウンターの奥には、冷蔵・冷凍設備も完備、22時までは商品が受け取れるというのも、時間に追われる主婦にとってはありがたい。店内で購入した商品もドライブスルー経由で受け取れる。


  「岡田屋」発祥の地で、サンバレーの名で親しまれてきた店舗の歴史は40年に及ぶ。1.6倍の敷地に拡大し、新しく生まれ変わった「イオンモール津南」。デジタル関連の仕掛けも多く、リアル店舗との「融合実験場」になっている。


今週の目次





流通羅針盤

 ドラッグ、地域生活者の支持を得て小売の主役に躍り出る


今週の業界トピックス

 U.S.M.H 上期はシナジー効果もあり増収増益
 イオン トップバリュから「Fish Deliおさかな惣菜シリーズ」発売
 ハローズ 上期決算は増収となり、過去最高益を達成
 ヤマザワ 上期は客数減の影響により既存店売上は4.6%減
 シジシージャパン 第37回全国児童画コンクールで福島県に寄付


メーカー&ベンダー トピックス

 三菱食品 第2四半期決算でドラッグストア向け出荷漸増
 日清フーズ 冷食でレシピコンテスト


今週の開店情報


今道剛の中国キャッシュレス現地事情レポート[第5回]

 電子マネーの普及とIoT技術の登場で急速に増える自動販売機


SJ決算レポート GMS篇  2019年2月期第2四半期

 衣料・生活関連に加え食品も売上がダウンし業績低迷が続く
 ヨーカ堂とユニーは大量閉店により店舗数が減少


SJW新店レポート

 住宅密集立地のNSCの核店舗として最新MD駆使した店づくり
  ライフ マチノマ大森店
 ヘルス&ウエルネスにこだわり、地域の味を揃える
  イオンスタイル 水戸下市


企業動向

 森乳、雪印メグに通期連結売上高で逆転許す見通し(上)


マンパワーの育成戦力化とマンアワー確保の処方箋・27

 ― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫


今週の大店立地法公示速報


交差点

急増するスポーツクラブ




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