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週刊ストアジャパン
No.1341-2025/11/17
今週の表紙
(大阪市中央区)
平和堂と三菱UFJ銀行は11月6日大阪市内で、12月から累計約420万人の平和堂「HOP(ホップ、平和堂オリジナルポイント)」会員を対象に、専用アプリ「HOPBANK」を使った個人向けの金融サービスを開始すると発表した。 日常の買い物と金融サービスを融合する、業界の垣根を超えた共同事業で、スーパーマーケット業界では初の取り組みとなる。
◇…大阪市内で記者会見に臨んだ平和堂の平松正嗣社長は「単純に消費ということだけではなく、家計全体を含めたライフプランを通して地域に貢献していきたい。それには銀行サービスが重要だ。また、当社が20年ほど前から出店している東海地域でも、三菱UFJ銀行は非常に強い基盤を持っておられる」と述べた。
◇…三菱UFJ銀行の早乙女実副頭取は「平和堂には、三菱UFJ銀行を所属銀行とする銀行代理業者として、ホップバンクアプリを通じて、預金、決済、住宅ローンなどの契約締結の媒介を行っていただく。日常の買い物と金融サービスをシームレスに融合することで、業界の垣根を越えた新たな顧客体験を創出していきたい」と説明した。
◇…30~40歳代の子育て世代は貯蓄より住宅や車のローンといった負債残高の人が多く、住居費、貯蓄、保険料が家計の4割超を占めている。金利上昇時代を迎え、こうした問題に応える銀行サービスが求められている。
◇…口座開設で給与や年金の受け取り、ローンの支払いなど、日々の取引で「HOPポイント」が貯まる。160店舗を対象にサービスを開始。12月から3カ月の期間限定で口座開設や入金など一定の条件を満たせば、最大8100ポイントが付くキャンペーンや金融セミナーも実施される。
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