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週刊ストアジャパン

No.1361-2026/04/20

今週の表紙

流通業界初、「一般社団法人流通ISAC」設立

製配販横断で情報共有しサイバーセキュリティ強化進める

―NTT、トライアル、アサヒ、三菱食品など9社が設立発起人となり広く参加者を募る―


サイバー被害情報などを共有


  ランサムウェアなどのサイバー攻撃で工場が出荷停止に追い込まれたり、小売で受発注ができなくなるなどの被害が多発している。こうしたサイバー攻撃に製造、卸、小売が業界横断で立ち向かおうと、流通業界で初となる「一般社団法人ISAC(Information Sharing and Analysis Center)」が設立されることになった。


  設立発起人に名を連ねたのはアサヒグループジャパン、花王、サントリーホールディングス、スギホールディングス、トライアルホールディングス、PALTAC、三井物産流通グループ、三菱食品、NTT・NTTドコモビジネスの9社。


  設立背景として「サイバー攻撃が高度化・巧妙化する中、特に飲食料品・日用品を中心とした流通業界は、製・配・販が密接に連携する三層構造により成り立っており、1社で発生したサイバー攻撃が、製造停止、物流混乱、店舗の営業停止などを引き起こし、社会や国民生活に広範な影響を及ぼすリスクがある。


  また、サイバー攻撃への対応にあたっては企業・団体個別での対応では限界があり、企業間で情報を共有し分析することで、攻撃者の『侵害の痕跡』と言われる情報や、狙われやすい脆弱性情報の共有が迅速に行われる『ISAC』の取り組みが集団防衛力を高める」と説明。


  流通ISACの目的は三つ。1.サイバー攻撃の兆候や被害事例を把握・共有し、業界内での注意喚起および初動対応の高度化を図る。2.各種セキュリティガイドラインに対する各社の取り組みや知見を持ち寄り、業界特性を踏まえた実践的な指針として整理・共有する。3.実務担当者および経営層・管理者のスキル向上を目指し、勉強会、演習等を通じ、現場における対応力の底上げを図る。


  設立後、これらの目的ごとにワーキンググループを設置して、月1回のペースで討議する。


  事務局はNTT内。加入など問い合わせは「r-isac@ntt.com」へ。


今週の目次





SJW改装店レポート

ヤングミドル層に特化した南エリアの新旗艦店。新規MDを各所に導入
 ヤオコー 新浦安店


流通羅針盤

第4次ブーム到来!コスパのいい朝食市場が活況を呈している


今週の業界トピックス

イオン
 グループ総合力を活かし、営業利益は2期ぶり過去最高を更新
UAゼンセン
 過去最高水準で妥結、「物価上昇を1%程度上回る賃上げの定着」へ


メーカー トピックス

昭和産業
 東北大発スタートアップ、ファイトケミカルプロダクツ社と実証設備稼働


開店情報


マンパワーの育成戦力化とマンアワー確保の処方箋・201

― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫


MD最新トレンド 小麦粉関連商品|日清製粉ウェルナ

「青の洞窟」リブランディングしパスタソース強化
 SMでの定番コーナー化を提案、レンジ対応で利便性増す


企業動向

味の素AGF、「ブレンディ」マイボトルスティックで健康提案を強化
機能性表示食品投入とパッケージ刷新で需要拡大へ


2026年6月販促カレンダー


今週の大店立地法公示速報


交差点

指定野菜「ブロッコリー」炎上中




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