アメリカ風の1号店の外観をラッピングで再現
(大阪府豊中市南桜塚4で)
「初めてコンビニに行ったのは、何歳のときですか?」――そんな質問をされたら、あなたはどう答えるだろうか? 人それぞれの思い出があるだろうが、ダイエーをルーツとする大手コンビニの「ローソン」は1975年6月14日、大阪府豊中市の住宅街に1号店の「ローソン桜塚店」をオープンしてから、50周年を迎えた。
今も創業の場所に店舗を構えており、写真のようにオープン当時のレンガ造りのアメリカ風の店構えを再現した店舗ラッピングを18日まで実施した。売場はパーティーフーズが目玉商品で、ハムやソーセージなどの計り売りや、パーティー用にオードブルの配達も行うなど、高級スーパーのようなイメージだったという。
◇…阪急電鉄大阪梅田駅から宝塚線の普通で13分。曽根駅から北東方向に約1kmの交差点角に桜塚店がある。周辺は落ち着いた住宅街で、中層のマンションも増えている。ラッピングした様子がテレビやネットで流れたため、外観をスマホに収める人を多く見かけた。
◇…店内では、スマホをかざすと、ARで50年前の売場を見ることができるコーナーが3カ所あった。当時のデリカ売場や陳列の様子が画面に浮かび出る。開店5年前の1970年には近くの千里丘陵で、初の「大阪万博」が開幕された。戦後の復興期を経て、日本中が高度成長で沸き立っていた。そんな時代にオープンしたのが「ローソン桜塚店」だった。
◇…半世紀を経て、コンビニはスーパーと同様、社会のインフラになった。金山店長も「街の方々に支えていただいたことを改めて感じた」と気を引き締める。これから、どのように進化をしていくのか、興味は尽きない。*巻末の「交差点」でも、関連記事を掲載。
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