惣菜ブランド「YORK DELI(ヨーク・デリ)」誕生1周年
Peace Deli(ピースデリ)を完全子会社化し一貫体制確立
イトーヨーカ堂(山本哲也社長)は、昨年5月に立ち上げた惣菜ブランド「YORK DELI(ヨーク・デリ)」誕生1周年を迎え、5月22日には同社大森店で期間限定記念商品3品と新商品の発表会見を行い、この1年間の成果を説明した。
イトーヨーカ堂は2023年4月にSST事業の抜本的変革のロードマップを発表。23年9月にIYとヨークが統合、24年2月にPC機能とセントラルキッチンの機能を有するピースデリ千葉キッチンを稼働、5月にヨーク・デリを立ち上げた。今年3月にはピースデリをIYの完全子会社化して、商品開発のさらなる強化に踏み出している。
ヨーク・デリの基本コンセプトは「『毎日たべたい』おいしさ。」。その実現のため「IY・ヨークでしか買えない商品、旬の食材、旬のメニューの拡大、極力、添加物を減らし家庭の調理に近づける、自社工場のインフラ・原料の活用にぶらさず取り組んでいる」(西山英樹執行役員フード&ドラッグ事業部長)。
ピースデリ千葉キッチンでは、PCで豚肉や鶏肉を5℃以下の温度で管理し、惣菜に使用する肉の加工・製造を行い、鮮度にこだわった精肉を供給、セントラルキッチンでは毎朝5時から出汁を取り、素材本来の味を引き出し添加物もできる限り減らして家庭の調理に近づけるようにしている。
現在、ピースデリで43アイテムを製造し、惣菜での構成比は18%になっている。これを25年度中に90アイテムまで拡大し構成比を30%まで引き上げる。
こうした取り組みで惣菜ブランド導入前の惣菜既存店売上前年比が98%だったのに対し、今年3月~5月は105%と伸びている。売上構成比では現在の13.6%から15%を目指す。
「毎日食べても体に優しい味付けを目指し、1品1品磨きこんでいきたい」と西山事業部長は語っている。
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