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No.1177-2022/06/20

ライフコーポレーション

新宿マルイ本館地下1階にビオラル出店


No.1177号

単独出店首都圏3号店。都心ナチュラルSMの試金石


  ライフコーポレーションは5月28日、東京・新宿の新宿マルイ本館地下1階にビオラル業態の首都圏3号店となる「ビオラル新宿マルイ店」をオープンした。


  新宿マルイ本館はベータ、ファブリックトウキョウ、メルカリ、アップルなど、“売らない店”が集積する話題の最先端をいく商業施設。物販店でも他社と差別化された特長を持つテナントショップが多く入店していることで、広く認知されている。ここにビオラルが出店できたということは、ビオラルのストアコンセプトや先進性が丸井側の眼鏡にかなったことになる。ビオラルは約1年半前丸井吉祥寺店に出店済みで、店舗運営形態については丸井も熟知しており、丸井の経営理念とも合致している。


  ビオラルのコンセプトはオーガニック・ローカル・ヘルシー・サステナビリティ。“素敵なナチュラルスタイルを通じて、こころも体も健康で美しく豊かな毎日を過ごしてもらいたい”と願うナチュラルスーパーマーケット。ワクワクのあるこだわり商品とサービスを提供すると共に持続可能で豊かな社会の実現に貢献しながら地域のお客様に支持される店を目指している。


  コンセプトに沿った商品や有機農産物などを豊富に取りそろえるほか、メトロ改札口に近い地下入口脇にはほっと一息つけるこだわりカフェを併設、オーガニックコーヒー、有機ハーブティや注文が入ってから搾るフレッシュオレンジなどを用意している。コーヒーに合う軽食として、素材にこだわったホットサンドやケーキなどを豊富に取り揃えている。加えて、乳化剤不使用のジェラードや「BIO‐RAL低温殺菌牛乳」を使用したソフトクリームなどもイートイン、テイクアウトに対応する。


  奥の一般食品では、体に優しい素材や製法、健康や自然志向に合わせたPB「BIO‐RAL」約200種類を展開している。


今週の目次




流通羅針盤

5月大手百貨店、コロナ禍以前の売上水準へ急回復


SJ決算レポート CVS篇 2022年2月期決算

6社合計のチェーン全店売上高は1.8%増の10兆3,746億円
増収増益もコロナ前の水準には戻らず


ニューストア |ビオラル 新宿マルイ

出店加速。不特定多数の来街者が集う地で、ナチュラルSMの実力試す


深読み直球 (株)島田研究室 島田 陽介

「物価高」にどう対応するか ― 「コストダウン」から考えるな


今週の業界トピックス

U.S.M.H
 SMから撤退するハヤシと包括的賃貸借契約結ぶ
ファミリーマート
 FAMIMA CAFEの「アイスコーヒー」などリニューアル
いなげや
 楽天全国スーパー内に「いなげやネットスーパー」開設
セブン‐イレブン・ジャパン
 看板商品のセブンカフェ100円→110円へ値上げ
イトーヨーカ堂
 大豆ミート商品が3割増で伸長


メーカー トピックス

昭和産業
 相次ぐ価格改定も原料コストアップを吸収しきれず
大塚食品
 ポポラマーマ全店でゼロミート使用のベジパスタ3品を提供開始
大塚製薬
 徳島ヴォルティスと協業


マンパワーの育成戦力化とマンアワー確保の処方箋・113

― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫


SJW新店レポート

牛久市3店目、激戦地へ出店。ドミナント形成し打ち勝つ
 ヨークベニマル 牛久上柏田店
「美と健康」をテーマに、生鮮加工強化して地域一番店目指す
 フーズマーケットさえき 柏町店


企業動向

日本アクセス、第8次中期経営計画の概要(下)
 「構造改革2024」掲げ、断トツの食品総合卸企業目指す


今週の大店立地法公示速報


交差点

何事も「ほどほど」が一番です



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