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No.1103-2020/11/30

「こだわりの良質スーパー」メッサ業態 16年目の大改装 魚屋の寿司コーナーでは、上にぎりや海鮮ちらし寿司が人気呼ぶ

「メッサオークワガーデンパーク和歌山店」(和歌山市松江)


No.1103号

  和歌山市内を東西にゆったり流れる紀の川を渡ったところに、駐車台数が1,200台もある「ガーデンパーク和歌山」がある、核店舗の高質スーパー「メッサ」業態の1号店が19日、2004年の開店以来、16年を経て大改装オープンした。「メッサMESA」とは、スペイン語で食卓を意味する言葉で、こだわりの食材、豊富なデリカ、上質で高級な品揃えが特長の高質スーパーとして、ワンランク上の食生活を提案する。


話題に事欠かず、売場一杯の商品


  売場面積は2,827㎡。約860坪の広い空間がお客を迎える。何度か訪れた店舗だが、明らかな違いは「黒一色」だった天井が白基調に塗り替えられたことだ。床もセラミックタイルに模様替えし、照明がまばゆく反射する。高質を演出する黒が白に変化したのは、時代の移り変わりを物語る象徴的なことだ。


  西村政行店長は「青果の導入部のケースを真っすぐに、通路幅は変わっていないが、入りやすくなりました。新規導入の商品は全体の25%を占めます。オークワの他の店舗でも扱っていない商品が多くあるので、普段からメッサを利用している人も、新しく来店される人にも楽しんでもらえます」と期待を寄せる。


  ベーカリーコーナーは「2月の豊橋ミラまち店(新店)、9月のスーパーセンター掛川店(新店)、そして今回のメッサオークワガーデンパーク和歌山店(改装)で完成形に近づいた」と武田庸司・取締役執行役員食品事業部長。


  メッサ周辺は2.5~6kmの範囲に、スーパーエバグリーン、イズミヤ、ディオ、マツゲン、ラ・ムーといった、ディスカウントを主体とした競合店が取り囲む。「家庭内でプチ贅沢を味わいたい」というコロナ禍での年末年始の需要が、年中無休、24時間営業のメッサ業態にはプラスになりそうだ。 (後日、メッサオークワガーデンパーク和歌山店の改装店レポートを掲載)


今週の目次




SJW新店レポート

“簡便”と“健康”テーマに五泉市2店目の出店。北南でドミナント
 原信 寺沢店
コロナ禍、安心安全にこだわった店づくりに建替えたSM
 イトーヨーカドー 新田店


今週の業界トピックス

アークス/オータニ
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イオンリテール
 イオン恒例ブラックフライデー開催、今年は密を避け開催期間延長
西友
 西友三軒茶屋店改装
セブン&アイ/サラヤ
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アクシアルリテイリング
 小売業初、日本品質奨励賞TQM奨励賞を受賞
西友
 2021年にサニーと西友で4店舗、新規出店を予定
ライフコーポレーション/Amazon
 宅配サービス Amazonから注文OKに
U.S.M.H
 eatime「ポルチーニ茸のソースを味わうピッツァ」をリニューアル
ライフコーポレーション近畿圏
 「熟成仕込みの湯種食パン」を新発売


メーカー&ベンダー トピックス

日清製粉グループ 全国高校生料理コンクール
三菱食品 冷凍食品でミールキットを発売
日清製粉グループ、全農、農林中金 日清製粉G、
全農、農林中金で資本提携
東洋水産 東洋水産主催の「赤いきつね」で「だし」を学ぶ


今週の開店情報


マンパワーの育成戦力化とマンアワー確保の処方箋・76

― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫


今週の大店立地法公示速報


交差点

テレワークは働き方の基礎に



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