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No.1054-2019/11/25

駅、商業施設、公園が一体となった南町田グランベリーパーク、開業

No.1054号

4割がアウトレット業態に


  東急田園都市線南町田グランベリーパーク駅から、鶴間公園まで約22ヘクタールもの敷地を一体的に開発した「南町田グランベリーパーク」が11月13日(水)、開業した。アウトレットSCだった「グランベリーモール」の跡地を東急電鉄が町田市と連携して開発したもので、商業施設「グランベリーパーク」を中心に、隣接する鶴間公園にシームレスに行き来でき、緑豊かな街並みの中で、買い物やリクリエーションを楽しめる。


  グランベリーパークは店舗面積約53,000㎡で、6つのパビリオンで構成される。全234店中、4割がアウトレットで、3割が飲食・食物販。SCの中央部は「ギャザリングマーケット」として、食物販が入り、近くに工場がある成城石井が、加工肉など製造過程ででた端材などの限定商品や、工場製造惣菜の量り売りなど、ここでしかない売り方を行っている。


  アウトドアのパビリオンではモンベルが旧SCから引き続いて同社最大規模で出店。クライミング体験用の巨大ウォール、カヤック試乗のための人工池を常設、本格的なアウトドアを体験できる。


  駅近くでは東急ストアが240坪と、旧店からは規模を半減させてコンパクトなSMとして出店、来店者だけでなく、SCの従業員需要にも期待している。


  駅名も以前の南町田駅から、「南町田グランベリーパーク駅」に変更、駅そのものも電車を降りると、階段が扇状に広がっていて、そのままパークに誘いこまれるような設計。階段には電飾が仕掛けられていて、クリスマスツリーのイルミネーションなどが映し出される。


  スヌーピーのスタチューが至る所に置かれていて、六本木のスヌーピースタジアムがこちらに移転して、12月14日(土)には開業する予定だ。


今週の目次




今週の業界トピックス

バローHD 積極的M&Aで25期連続増収、経費増で営業利益微減


メーカー トピックス

日清オイリオ、J-オイルミルズ 食油、大手2社が搾油工程で提携


今週の開店情報


SJ決算レポート SM篇 2020年2月期第2四半期決算

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増収増益は僅か4社、経常利益率1.8%


巷で秘かに売れ始めている 注目!フーズ&ドリンクス

山川醸造 [ふりかける醤油]
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SJW新店・改装店レポート

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生鮮と日配のデリベイクを強化、酒売場を拡張しワインセラーを増設
 明治屋 玉川ストアー


SJW インタビュー

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 株式会社明治屋 取締役小売事業本部長 磯野 太市郎 氏
チルドの「楽ちんDISH」と「楽々レンジ鍋」を生肉売場で展開
 プリマハム 開発本部 商品企画部 部長代理 中瀬 善一 氏


今週の大店立地法公示速報


交差点

情報戦の行方は?



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