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No.1007-2018/12/03

FTJ2019(FOOD TABLE in JAPAN 2019)

2019年2月13日(水)~15日(金)幕張メッセ全館で開催

No.1007号

垣根を越えた業界発展の契機に


  来年2月に開催される「FOOD TABLE in JAPAN 2019」は、第53回スーパーマーケット・トレードショー(SMTS)、第14回こだわり食品フェア、デリカテッセントレードショー、第4回外食FOOD TABLEの4展示会を合同で行うもので、国内最大級だ。


  SMTSは一般社団法人全国スーパーマーケット協会に名称変更して初となる開催。横山清実行委員長も「日本セルフサービス協会の時に始まり第1回は見本市のようで、ただ商品を並べた程度でも、斬新な展示会だった。それから来年で53回目を迎える。展示会も4団体による境のない展示会になって、今日的な展示会になって喜ばしく思っている。地方の生産者が出展されてビジネスチャンスを掴んだと言う例は沢山ある。これからも決済の仕方とか、アマゾンを中心として販売方法の大変革が起きる。リアル店舗とバーチャルの間をきっちりと結んでいける体制を我々は作れると考えている」と話している。現在、出展者数2,134社・団体、3,547小間が決まっており、前回を越える見込みだ。


  こだわり食品フェアも現在33都道府県から80を超える企業・団体が申込み、前回を上回る。「全国津々浦々からこだわりのある食品が一堂に集まるので業界の皆様に是非関心を持っていただきたい。いいものを知っていただければ消費者にも目を向けていただけるのではないか」(一般財団法人食品産業センター田辺義貴専務理事)。


  外食FOOD TABLEの堀正人実行委員長は「外食が新領域に進出する一方、イートイン、グローサラントなど小売の外食化が進んで、境が無くなりつつある。この展示会が食全体の垣根を超えた業界発展の活性化の一助になれば良い」と話している。


今週の目次




流通羅針盤

 SMバロー店舗の量的拡大から商品力へパラダイムシフト


今週の業界トピックス

 ユニー・ファミリーマートホールディングス
  大量閉店のユニーは営業収益96億円減だが、既存店売上は1.1%増


メーカー トピックス

 味の素 2018年度第2四半期は増収減益
 東洋水産 「正麺カップ」に野菜増量の新商品2品
 多様化する鍋物調味料 関東地域も鍋物調味料がいよいよ本格需要期へ
 味の素AGF 全国和菓子協と味の素AGF、応募作のグランプリ選定


新 激戦地 ストアシーイングMAP

 新浦安駅周辺 千葉県|浦安市


SJW新店レポート

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 「地域の健康を担うインフラ」としての使命を全面に打ち出した店舗
  平和堂 フレンドマート健都店


チェーンストア・コンビニの10月度販売概況

 前月タバコの買い置き需要の反動で、コンビニは全社で既存店マイナス
 セブンは連続既存店増が10ヶ月で途切れる


マンパワーの育成戦力化とマンアワー確保の処方箋・28

 ― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫


今週の大店立地法公示速報


交差点

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