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No.1002-2018/10/29

ライフ初の大感謝祭

協賛各社のキャラクターが集合(大阪・南港 インテックス大阪)

No.1002号

初の「フェスタ」に手応え


  「日頃のご愛顧を込めて、おいしい、ワクワク、ハッピーをお届けしよう」という食品スーパー最大手のライフコーポレーション初の大感謝祭が10月13日、大阪・南港のインテックス大阪で開かれた。ライフオリジナルの竜田揚げの試食コーナーや、メーカーなど約200社のお勧め商品の試飲や試食ブースに近畿地区各店の抽選で選ばれた2,000組、8,000人が詰めかけた。手応えがあったので、次年度は首都圏でも開催する予定だ。


  10月から始まったNHKの朝ドラ「まんぷく」の放映もあり、チキンラーメンの試食コーナーには、長い行列が出来た。「これに負けじ」と、どのブースもあれこれ趣向を凝らしてお客の口に訴えていた。


  今住んでいる南港から地下鉄を乗り継いで1時間半もかけて大阪市平野区の喜連瓜破(きれ・うりわり)店に週に3日は通うという74歳の女性が「ライフの大ファンだから、いろいろ注文するの」と三菱商事出身で、6月に取締役に就任した成田恒一氏に話しかけていた。


  時々行く長居店(大阪市住吉区)では「ジャガイモ付近の電気がいつも消えている。売場の女性に聞くと『店長方針ですから…』と言うだけ」。「芽が出にくくするためではないですか?」と横にいた記者が問い直すと、「それだったら、POPに『芽が出ないように』と書けばいいじゃない」と具体的な提案も。


  応援の社員に気軽に話しかけていた岩崎高治社長は「お客様のための催しですが、従業員が一番喜んでいると思いますよ」と感想を述べた。約20年で食品スーパー、トップの地位に上り詰めたライフコーポレーション。「ライフというスーパー」から、「誰でも知っているライフ」になった喜びが、そこで働く一人ひとりの胸に刻み込まれるイベントになった。


今週の目次




今週の業界トピックス

 セブン‐イレブン・ジャパン 古屋社長、秋期商品展示会で下期取組み方針を説明
 日本GLP 「GLP枚方Ⅲ」が竣工 楽天などの物流拠点に。BCP対策も万全


メーカートピックス

 サラダクラブ キャベツの芯を米粒状にした「キャベツライス」10月末に新発売
 松屋製粉 日本製粉傘下の松屋製粉が新そばガレットを発売開始
 日清フーズ 『青の洞窟 SHIBUYA』に特別協賛
 東洋水産 チルド麺、冷しから温へ、味の戦い強まる


本誌創刊1000号記念インタビュー

スーパーマーケット業界の課題と展望
 備蓄でなく「生活在庫」の意識を
  シジシージャパン代表取締役グループ代表 堀内 淳弘 氏
 中小SMは得意技を活かそう
  エコス代表取締役会長兼CEO 平 富郎 氏
 「個」に向き合う「個添経営」を
  サミット代表取締役社長 竹野 浩樹 氏


巷で秘かに売れ始めている 注目!フーズ&ドリンクス

 石垣島海のもの山のもの生産組合 [島ハリッサ]
 チュニジアの辛味調味料と沖縄の融合


SMのイートインコーナー最新事情

 成城石井や東急ストアなど独自の小型グローサラント登場
 ウェルカム ディーンアンドデルーカ/アーティザンレストラン事業部
  大阪と福岡でレストランとマーケットゾーンの店を展開


プリマハム

 スライスした包丁いらずのサラダチキンも充実


SJW新店レポート

 筑波大学内に完全キャッシュレス店舗をオープン
  カスミ 筑波大学店
 交流スペースを大きくとりコミュニティに融合する新コンビニ
  セイコーマート 北海道大学店


企業動向

 日本アクセス、佐々木社長が上期業績の達成に自信


今週の大店立地法公示速報


交差点

食の異変?



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